2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

鎌倉旅行

横浜から北鎌倉まで横須賀線で一本、290円で行けることは知っていて、2年前からずっと行こう行こうと思っていた。 怠慢からずっと行かなかったのだが、今日やっと行けた。「無」という一文字が刻まれた、「東京画」でヴェンダースも訪れていた小津安二郎の…

東京国際映画祭

3Dメガネが涙で曇った・・・という書き出しを考えていた。 満員の急行から、自由が丘で各駅停車に乗り換えさえしなければ、この書き出しで始め、「Pina/ピナ・バウシュ」について、そしてヴェンダースとの出逢いについて、熱く語れていたことだろう。当日券…

ぼくは磯に住むタコだよ

サザエも、ホタテも、クラゲもワカメも、イカもみんな大好きだ。皆と仲良くなりたい。皆に触れたい。でも触れられない。 ゆらゆら帝国がまさに「タコ物語」で歌っているように、コミュニケイションの困難さとは「触れたいけど触れられない」というようなこと…

ロック

昨日は3年ぶりに友人のN氏に会い、浅草できめた。 天ぷらの「大黒家」の天丼に舌鼓を打った後、浅草寺周辺をブラブラと歩き、「浅草ロック座」でロックにきめた。その後、上野まで歩き、友人のドラゴン氏と合流。 不忍池近くの焼き鳥屋でビールを一杯飲ん…

岡村靖幸

昨日ナカガワ君に借りた「snoozer」2007年12月号(64号)の特集「日本のロック/ポップ・アルバム究極の150枚」。 その第7位に「岡村靖幸」の『早熟』(1990)が選ばれているのだが、「岡村靖幸」という固有名詞は今までまったく知らなかった。 早速、Youtube…

甘かった

甘かった。ほんとうに甘かった。 東京国際映画祭の「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」の上映にヴィム・ヴェンダースが来るということを、友人のナカガワ君に知らされて、今日初めて知った。当日券を逃しても今度上映されるときに見ればいいと、そう…

幻の映像

昼間のファミレスに真赤な服を着たオバケが出て来る映像を、小学生か中学生のときにテレビで見た記憶があった。あれは本当に怖くてずっと気になっていたが、作品については題名も何も覚えていなかったので、僕の中で幻になっていた。 先日、黒沢清の「降霊」…

「緑子/MIDORI-KO」 黒坂圭太

「そうだからそう」、「あるものはある」としか言えないような映像、そして音が次から次に押し寄せる、とんでもない映画にごく稀に出逢うことができる。ベルナルド・ベルトルッチの「暗殺の森」、ヴィターリー・カネフスキーの「動くな、死ね、甦れ!」、青…

ウイークエンド

昨日は友人のアマノ君と一緒に、横浜界隈をブラブラしながら、うまいものやうまい酒を心行くまで味わった。 横浜駅西口の「大勝軒」でツケメン(大盛)に舌鼓を打った後、桜木町から山下公園の辺りまでぐるりと周って関内へ。横浜スタジアム傍のちょっとした…

女坂

水道橋駅東口を出て、神田川と逆方向へと歩く。 僕の手書きの地図によれば、だいぶ歩いたところで左折するらしい。目印になる「東洋高等学校」がみつからない。 神保町交差点まで来てしまった。僕は以前も、手書きの地図を頼りにして確かここまで来た。その…

「5 windows」 瀬田なつき

オリエンテーリングに恐怖を感じるようになったのはいつからだろうか。 中1のときの宿泊学習のオリエンテーリングは確か平気だった。でも、いつの間にかオリエンテーリングが怖くて仕方なくなって、オリエンテーリングから遠く距離をとっていた。横浜の黄金…

「アンダーグラウンド」 エミール・クストリッツァ

正直、「アンダーグラウンド」という映画も、エミール・クストリッツァという人も知らなかった。 だから、中学時代の友人ナカガワ君にこの映画を見に行こうと誘われたとき、以前彼と見た「ムカデ人間」(「フィーケン」のくだりがすごく良かった)のような映…