岡村靖幸

昨日ナカガワ君に借りた「snoozer」2007年12月号(64号)の特集「日本のロック/ポップ・アルバム究極の150枚」。
その第7位に「岡村靖幸」の『早熟』(1990)が選ばれているのだが、「岡村靖幸」という固有名詞は今までまったく知らなかった。
早速、Youtubeでその「岡村靖幸」を聴いてみたところ、一瞬にして打ちのめされてしまい、興奮冷めやらぬ状態でこの文章を書いている次第だ。

かつての藤井隆や小・中学校時の僕の友人・・・。ごく稀に出逢うことができる「彼ら」は独特のリズム感や世界観を持つ。テレビでやっていた吉本新喜劇藤井隆を初めて見たときは衝撃を受けたし、あの友人には本当に多くのことを学んだ。
岡村靖幸は、かつての藤井隆や僕の友人を超える、まさに「彼ら」の完成型だろう。そのリズムは伝説のリズムだ。その世界観は僕に全く新しいイメージばかりを与えてくれる。PVの素晴らしさに僕は唖然としてしまった。「どぉなっちゃってんだよ」、「ミラクルジャンプ」、「ハレンチ」、「Young oh! oh!」、「聖書バイブル」・・・Youtubeの右側の選択肢の中からどれを選んでも、それは全く新しい世界だ。岡村靖幸に、岡村靖幸のPVに、駄作など一つも無いのではないだろうか。

岡村靖幸を発見できて猛烈に感動している。岡村靖幸だけで年を越せそうだ。