5月24日 ゆらゆら帝国 2009.04.26 LIVE@日比谷野外大音楽堂

夕方、吉祥寺、ナカガワ君に会う。
バウスで大根仁ゆらゆら帝国 2009.04.26 LIVE@日比谷野外大音楽堂』。瞳孔開きっぱなし鳥肌立ちっぱなしだった。体中の至るところで何度も膝蓋腱反射のような反応が起こって体がバカになった。
坂本慎太郎のダンス。亀千代のダンス。柴田一郎のダンス。そして揺れる観客のダンス。こんなに官能的なものを上映してもいいのか?見てもいいのか?それくらいのものを、立ち見も入れてぎゅうぎゅう詰めのハコのなかで、恐る恐る息を殺して、口のなかをからからにしながら皆で触れること。上映終了後、会場は拍手を通り越してただ唖然としていた。
『タコ物語』のラスト、坂本慎太郎と観客による「生き物さ・・・」の大合唱。体の芯から嗚咽して馬鹿になった。
これまでで最も偉大な映画体験のひとつだった。

やはりバウスがなくなるのはつらい。生き延びるためにバウスが必要だ。間違いなく日本で最も良質な文化を提供してくれている場所のひとつであるはずだ。
サンロードの端にあるバウスがなくなればてんやもやばい。
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