2月1日 横浜、夢精

 imagecluvのサイト、『LUVRAW』に寄せたVIDEOTAPEMUSICと鶴岡龍自身のコメントを読む。素晴らしい。 

http://store.imagecluv.com/blog/2016/12/01/151207

 横浜を離れて2年経つけれど、ヨコハマ文化とかオッパーラ文化とかいった、容赦のない、どこか肝の座った文化がそこには確かにあって、もっと親しんでいれば別の人生があり得たかもしれないと、今になって強く意識する。
 『LUVRAW』を聞いていて絶えず喚起されるイメージに近いのは、夢精や死のイメージだ。そこでは決して主体的ではあり得ず、つねに受動的で自動的であるしかない。アンコントローラブルで、どうしようもなく、生々しいほどに偶発的で、取り返しがつかない。『LUVRAW』の容赦のなさとは、そのアンコントローラブルな状況に身を委ね、その中で踊り続けることだ。