5月15日小西康陽「ぼくは散歩と雑学が好きだった。」

昼、神保町。
ジャニスにCD返し、散歩。古本屋でフライシャー『10番街の殺人』のビデオが100円、ロメール『クレールの膝』のビデオが1000円で売られており、購入。
昨日、『とんかついもや』に行ってからずっと『天ぷらいもや』も気になっていたので、行ってみるがカーテンが閉まっていてやっていない。店のガラスに貼られた紙によると、どうやらふつうの天ぷら定食が700円でえび天定食が900円らしい。今度神保町に来たらまた来よう。
仕方なく近くのドトールでジャーマンドックを頬張り、アイスコーヒーを飲みながら、小西康陽の「ぼくは散歩と雑学が好きだった。」を読む。小西康陽の文章をちゃんと読むのは初めてかもしれない。冒頭の「あなたのオーディオ装置は正しく接続されていますか？」からほんとうに素晴らしい。とりわけ山田宏一「友よ、映画よ」の書評「表現すること以外に世界とコミュニケイトする方法が見つからずにいるー若くて絶望した人たちに。」は泣きながら読んだ。
夜、渋谷、ヴェーラで清水宏『風の中の子供』見る。