5月16日 柳楽優弥

日中、3か月ぶりの工場に行く。サイトウさんに会う。
帰り、川崎の銭湯でフロ。給料を貰いに行く。
マツヤで牛丼食い、ブルク13で山口雅俊闇金ウシジマくんPart2』見る。
前回Part1で大島優子がすごい貧乏なアパートに住み母親がパチンコばっかりやっていて幼い妹や弟の面倒をみるギャルの役をやっていて、大島優子が輝ける唯一無二の役じゃないか、大島優子の育ちと役が奇跡の大接近しているようで最高だった。市原隼人も最もうまく起用されていた。今回Part2もなによりも俳優たち各々の、「そんなことできるのか!」という驚きが幸せだった。最近『クローズEXPLODE』で驚かされた『誰も知らない』や『星になった少年』のころとは明らかに違う柳楽君を再び見れること(バットで殴られる瞬間の表情なんかはもう、良いか悪いかは別として、「世界の(ユニバーサルな)」表情じゃないか)。菅田将暉の「鉄砲玉」感は近年稀にみる素晴らしさだ。本仮屋ユイカもいつもと違うし綾野剛門脇麦も出ていてオールスター天丼のようだ(イカイカでも本仮屋ユイカ)。
そしてなんといっても高橋メアリージュンだ!ウシジマ君の目の前で急停車した黒塗りの車、後部座席のウィンドウが降りて初めてのぞく小麦色の女性がまさに「高橋メアリージュン」だったということがただ嬉しい(私はエンドロールで答え合わせをした)。あるいは「高橋メアリージュン・・・」というその名を連呼したいだけかも知れない。が、恐らくあの叫びや眼差しやヤンキー座りは素晴らしかった。大島優子の育ちのような高橋メアリージュンのなにかが。やろうと思ってできるものではない!まして出演作はまだ数えるほどしかない。しかし高橋メアリージュンは叫べていた!