ジャッキー・チェンがいいな

今日は赤坂TBSのスケートリンクアイス・スケートをし、六本木「つるとんたん」でバカでかい器に入ったうどんに舌鼓を打ち、そして最後はカルアミルクとバーボンソーダ(がなかったのでハイボール)を味わって、素晴らしいひとときを過ごさせていただいた。
22の僕が六本木で飲むカルアミルクに、岡村靖幸の「カルアミルク」と共有できるものは少なく、それはフロあがりのコーヒー牛乳のような味わいでしかなかったけれど、Roppongiの空気を吸って、午前8時や9時まで遊んでいたい気分になるのは分からなくはない。

最近、前野健太を発見し、聴いている。「コーヒーブルース」とか「FUCK ME」とか、一昨日初めて聴いてから何度も聴いている。
岡村靖幸の「カルアミルクのもうよ」はそれほど共感できなかったけれど、同じヴィデオテープの時代の、前野健太の「ジャッキー・チェンがいいな」は僕の心にピタリと収まる。
映画の細部とか作家主義とか、そんなことは全く意識せずに映画を見ていた小学生の頃、ジャッキー・チェンの映画をほんとうに純粋に面白く見ていた。エンドロールのNGシーン集は何度も巻き戻して、何度も大爆笑して見た記憶がある。とにかく危険なことをする「ジャッキー・チェンごっこ」も友人たちとやっていた。ジャッキーの動きは素晴らしい。
だから何だというわけではないが、前野健太の「さみしいだけ」は、素晴らしい。