9月15日

昼、ブルク13で大友啓史『るろうに剣心 伝説の最期編』見る。
夜、新宿。中川君に会う。
テアトルで安藤尋『海を感じる時』。 中川君の隣の席のおじさんが市川由衣が脱ぐたびマスかいていた。市川由衣の華奢さはいい。鎖骨、背骨。また腕。とりわけその上腕をわしづかみにすることを想像したときに掌に感じられる肌の滑らかさと柔らかさ、骨までの距離。その点では市川由衣は現代の20代後半のある種の女性のリプレゼンテーション、プレジデントである。 しかし主役となるとどうしても市川由衣市川由衣を越えられない。
銭湯には主に2つの使い道がある。ひとつは青年たちがなにかヤンチャなどしてその帰りに立ち寄り汗や血をさっぱり洗い流し友情を深めるために。そしてもうひとつは少女のセンチメンタルを独特の湿った空間に充満させる装置として。浴場の鏡の前にケロリンもイスもなしで床に直に座る全裸の市川由衣は素晴らしかった。銭湯は少女の湿り気と相性がいい。少女の湿り気を中和あるいは異化してくれる。『サマリア』然り。
帰り、西口思い出横丁で飲み、ラーメン食う。